Don't mistake sugar for salt.

そいつが歴女で隠れ腐女子だ!読んだ本や思ったことの記録だ!!

読書感想

(事情が)複雑すぎて頭がおかしくなりそうだ!!!〜川添昭二著『北条時宗』はじめに

突然ですが、北条時宗という人が歴史書でどう記されているか確認するのが趣味です。 北条時宗は鎌倉幕府の第8代執権で、時のモンゴル帝国からの侵攻(文永・弘安の役)に対処した人として有名です。執権に就任した際、わずか十八歳。ほとんどモンゴルとの戦…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』⑧

読んでいる本〜! // リンク さて、あけすけにいえば、玉子が東軍諸将のプロパガンダになったところまで書きました。 halucy0423.hatenablog.com ここからは、玉子の死の宗教的問題について書いて、この記事を終わらせたいと思います。 玉子は小笠原少斎に自…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』⑦

前の記事 halucy0423.hatenablog.com 読んでる本 // リンク 更新が滞っていました。私事で忙しかったのと、この記事を書くのに、相当迷っていたからです。 なんでか。 I田M成さん この人のことを書かなければいけないからです。 石D三Nのことを書くなんてク…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』⑥

*挙動が少しおかしかったのでブログのデザインを変更しました* 前の記事↓ halucy0423.hatenablog.com どんどん終盤に近づいています……前の記事ではキリスト教徒になった玉子が離婚を望み、「どうしたら細川忠興と離婚できたのか」ということをメモしていき…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』⑤

前の記事! halucy0423.hatenablog.com 謎の少年「ジョアン」君についてネットでつらつら見ていたのですが、キリスト教徒のためのニュースサイトに、細川ガラシャの子供たちについての特集がありました。 www.christianpress.jp こ こ で も、宣 教 師 の 皆…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』④

これの続きです! 実のところ、細川忠興の正室であるところの明智玉子(細川ガラシャ)に関して、日本の史料はそんなに残っていないようです。女性だからというのもあるでしょうし、明智光秀の娘だからというのもあるかもしれません。 細川忠利と細川忠興の…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』③

halucy0423.hatenablog.com これのつづき 読んでる本! 細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯 (中公新書) 作者:安廷苑 発売日: 2016/10/14 メディア: Kindle版 そんなわけで玉子は豊臣秀吉に復讐心を燃やす漢気溢れる存在となってカムバックしてきました…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』②

halucy0423.hatenablog.com 前の記事はこれ。 読んでる本! 細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯 (中公新書) 作者:安廷苑 発売日: 2016/10/14 メディア: Kindle版 「リア充爆発しろ」レベルの幸せな結婚生活を送ってきた細川ガラシャ(明智玉子)と細川…

日本のキリシタンの「問題」娘。〜『細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯』①

息子の本はこちらから! halucy0423.hatenablog.com 細川ガラシャといえば、悲劇の聖女として有名です。 本能寺の変で父の明智光秀が織田信長に謀反を起こしたため、長きにわたり不遇な境遇に身を置き、最後は婚家である細川家の存続のために、屋敷に火を放…

麒麟を留めるために〜「細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり」その④

熊本の地味な名お殿様の大奮闘話。①では戦国時代のジャイアニズム感、②では家督相続のめんどくさ感、③では戦国武将の父に悩まされる話を書きました。 今回は新天地での奮闘を書きます。 halucy0423.hatenablog.com 1599年の閏3月4日未明。 主人公・細川忠利…

麒麟を留めるために〜「細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり」その③

今回も今回とて熊本の名君(の可能性が高い殿様)の話です。小倉で修行を始めます。 ✿読んでる本✿ 細川忠利: ポスト戦国世代の国づくり (歴史文化ライブラリー) 作者:継陽, 稲葉 発売日: 2018/07/18 メディア: 単行本 ① で戦国時代はジャイアニズムしか通用…

麒麟を留めるために〜「細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり」その②

熊本・九州の皆様のご無事と復興を祈念しております。 熊本の名君の話ですので、よろしければ、心が辛い時にでも読ん……でも、もっと私の文章が下手すぎて疲れるな。やめておきましょう ✿読んでる本✿ 細川忠利: ポスト戦国世代の国づくり (歴史文化ライブラリ…

麒麟を留めるために〜「細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり」その①

1600年の新春。 一人の十四歳の武家の少年が、初めて江戸の地にやってきました。 当時の江戸は、徳川家康という大大名の一人が治める土地で、名君の元、少しずつ湿地帯を切り開いていました。富士山の見える、そして晴れが続くと砂埃が時たま舞うこの街が、…